★デカフェは美味しくないのか?
正直なことを言います。
スローコーヒーのカフェイン有りとデカフェのコーヒーを並べて飲み比べをすると、ぼくらでもデカフェとわからないときがあります。
飲み比べをしてくれたお客さんの中ではデカフェが一番美味しいと言う方もいるくらいです。
 
ということで、、、お客様から「スローコーヒーのカフェインレスは美味しい」とたくさんの声を頂いております。


もう何年目でしょうか?
スローコーヒーはデカフェコーヒーを販売し出してから10年くらいになります。日本でもだいぶ浸透してきましたね。
カフェインを気にする時間帯のコーヒータイムや、妊娠中・授乳中でも楽しめるコーヒーがデカフェコーヒーです。

実は「スローコーヒーでもデカフェを扱ってほしい!」というお客様の声から生まれた商品なのです。
 
では、そのデカフェコーヒーを深掘りしていきます。ググって調べました笑
 

 

1、デカフェコーヒーの作り方
初めの頃は薬品を使用してカフェインを抜いていたようですが、近年はこの2つが主流となっています。
それぞれをざっくり説明します。

(1)スイスウォーター方式、マウンテンウォーター方式

水を使ってカフェインを抽出
(カフェイン以外の味や風味も若干出てしまう)
     ↓
カフェイン以外の成分を豆に戻す
 

(2)二酸化炭素抽出

CO2を使用して低温低圧にしてカフェインを抽出
     ↓
カフェイン以外の味や風味は出ずに残っているので、これで出来上がり。
 
★現在スローで扱っているのは?
「ホンジュラス産」は液体二酸化炭素抽出
 「メキシコ産」はマウンテンウォーター方式
 です。

ということで、スローコーヒーのデカフェはデカフェ除去工程で
薬品などをまったく使っていないので安心です♪
 

写真は、スローのデカフェ除去をしている会社の液体二酸化炭素抽出法のプラント






2、カフェインレスとデカフェの違い 
カフェインレス:元々カフェインが微量含まれている飲み物
デカフェ:カフェインを含んでいるものから、カフェインを取り除いて減らしたもののこと。と
いうことでカフェインは微量ですが残っています。
 
結果
カフェインレスとデカフェはほぼ同じことを指してますね笑
 
ちなみにカフェインを0にしたものは
【カフェインフリー】【ノンカフェイン】
と言います。
 
 

 

3、妊娠中・授乳中でも安心
妊娠中~授乳中の期間は特にカフェインの摂取を抑えたい期間ですね。
妊娠中は、ママが飲んだコーヒーが胎盤を通り、お腹の赤ちゃんにまで届いてしまいます。
授乳中はママの母乳からカフェインが出てきてしまいます。

コーヒーに含まれるカフェインは、眠気を覚ましたり、頭をすっきりさせてくれる効果があります。
言い方をかえると、軽い興奮状態になる覚醒作用があります。
 
体が小さい赤ちゃんは、微量のカフェインでも興奮状態になってしまうため、注意が必要です。
参考までに、世界各国の基準値を記載しておきます。
 
<妊娠期間の一日のカフェインの摂取許容量>
WHO 世界保健機構:300mg
英国食品基準庁:200mg
カナダ保健省:300mg
オーストラリア保健食品安全局:300mg
内閣府食品安全委員会:未発表
 
カフェイン有りのコーヒー1杯(150ml)に含まれるカフェイン:約90mg
(コーヒーの種類、焙煎の仕方でも変わってきます)
 
数値をみた限り、カフェイン有りを2杯までは飲んでも問題なさそうですが、
やっぱり妊娠中・授乳中は心配ですし、出来る限りカフェインを摂取しない生活を心がけたいですよね。
 
デカフェならガブ飲みしても問題なく安心ですね。
子育て中のお母さんにも“ホッと”一息を。
 


4、コーヒーのカフェイン量
コーヒーはどれくらいカフェインが多いのか他の飲み物と比較してみたいと思います。
 
レギュラーコーヒー:100mlあたりのカフェインは約60mg
インスタントコーヒー:100mlあたりのカフェインは約60mg
紅茶:100mlあたりのカフェインは約30mg
コーラ飲料:100mlあたりのカフェインは約10mg
煎茶:100mlあたりのカフェインは約20mg
烏龍茶:100mlあたりのカフェインは約20mg
玉露:100mlあたりのカフェインは約160mg
エナジードリンク:100mlあたりのカフェインは約32~300mg
 
コーヒーに比べて紅茶は半分、煎茶や烏龍茶は1/3のカフェイン量
コーラは少ないですが、結構みんながぶ飲みするので500mgあたりだと約50mgくらいあります。
 
エナジードリンクと玉露がとってもカフェイン量が多いですね。
コーヒーは1杯150mlとするとカフェイン量が90mgあるので、
やっぱり結構多い量でした。

 

5、カフェインの摂取量はどのくらいがいいの?
調べてみると、年齢や状況によってカフェイン摂取量の目安は変わってくるようです。
妊婦さんの場合、健康な成人と比較すると1日100mg~200mgほど少なくなります。
さらに子供の場合には、年齢によって1日45mg~85mg程度の摂取までが限界です。
 
欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)では、摂取量を詳細に制限しており、
1日400mg未満で1回につき200mgを超えないようにするべきだと提言しています。
 
またコーヒーカップによってコーヒー1杯の量は変わってきます。
例えばレギュラーカップ1杯が120mlだとすると、カフェインの摂取量は1日3杯程度。
デミタスカップなどの小さめのカップ(60~80ml程)であれば、5杯程度が適量だと考えられます。
つまりカフェインの摂取量は1日3~5杯が目安ということになりますね。
 

 

6、まとめ
カフェインが微量なので、寝る前も妊娠中・授乳中もドクターから控えられていても、
気にせず飲めちゃうスローコーヒーのデカフェ!
しかもオーガニックなのでさらに安心!!
 
スローコーヒーのデカフェはレギュラーだけでなく、ドリップバッグに水出しコーヒーパック、
カフェオレベースに羊羹まで全8種類。
沢山のデカフェ商品をご用意してお待ちしております