| インタグの森で自然の愛情豊かに育まれたコーヒーは、大平洋を渡って日本に到着します。九州にある有機コーヒー社が輸入したインタグのコーヒー生豆は(有)スローで培煎され「無農薬インタグコーヒー」として日本の消費者の元へとどけられます。
有機コーヒー社代表で環境文化NGOナマケモノ倶楽部の世話人も勤める中村隆市は「単に市場より高い価格で生産者からコーヒーを買い取るだけでなく、生産者の顔が消費者によく見えて、生産者と消費者との心が通
じるようなフェアトレードを目指しています。
インタグの人々は「こどもたちに美しい自然ときれいな川を残したい」と口々に語ります。一方でインタグには電気が通
っていない地区も多く、教育を受けられない子供たちもたくさんいます。環境を守りながら貧困から抜け出すためのベストの方策。それは地域の伝統的な農法を生かし『無農薬栽培のコーヒー』を生産し、それを『適正な価格で販売する』こと....
エクアドルに住むエドモンドさんより
小さい頃から森が大好きだったフニン村の青年・エドモンド さんは、コミュニティーでただ一人資格をもつ森林ガイドです。彼のお父さんは無農薬サトウキビ農園を経営しています。お父さんが「さらに森を切って農地を拡大しよう」と提案したとき、エドモンドさんとお兄さんのホルヘさんは強く反対しました。そして従来の単一栽培・焼畑という森を消費する農法に替わる、アグロフォレストリー(森林農業)によるコーヒー栽培という道を選びました。
現在エドモンドさんは原生林の中にあるコーヒー園で働くかたわら、エコツアーで訪れる人たちのガイドをしています。ツアー客を案内してフニン川の水源を見ることで、自然の恵みを再確認する。コーヒーの森で働きながら、幼い頃の森での体験を思い起こす雲霧林で過ごす時間は気付かぬ
うちにエドモンドさん自身のルーツ探しとなっています。
村の人々の変わるペースは非常にゆっくりで、焼畑の習慣も簡単に途絶えるものではありません。「まずは自分が実践することで、住んでいる所からかえていきたい。」とエドモンドさんは夢をふくらませます。
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